お知らせ

問い合わせサイト休止のお知らせ

日頃は網膜再生医療研究にご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
このたびの京都大学iPS細胞研究所  山中伸弥 やまなか しんや 先生のノーベル賞受賞に際し、iPS細胞を使った研究開発を行う 我々 われわれ 研究者も嬉しく思うと同時に 引き続き研究を行い、治療法の開発という成果をあげる責務を改めて重く感じております。

また、連日テレビ等で 我々 われわれ の研究が紹介されたこともあり、みなさまからの問合せが 激増し、その関心の高さからも 我々 われわれ の研究にかかる期待と責任を再認識いたしました。

しかしながら、そのお問い合わせに対応するために本務である研究に支障が生じかねない状態になっており、また、不十分、不親切な回答になることを申し訳けなく思います。

皆さまには大変申し訳ありませんが、しばらくの間、お問い合わせサイトを休止させていただきます。

現在実施中の臨床研究の対象疾患は「 滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい 」であり、その他の疾患の方は対象外です。 滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい の方で診察をご希望の方は、所定の手続きが必要となりますので、主治医とご相談ください。

詳しくは 滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい の臨床研究のページをご覧ください。

また、 網膜色素変性 もうまくしきそへんせい の患者さんで診察をご希望の方は、
神戸アイセンター病院における 網膜色素変性外来 もうまくしきそへんせいがいらい についてのページをご覧ください。

なお、上記以外の眼疾患の方は現在のところ、 我々 われわれ の研究の対象外となっております。いろいろご不明な点や不安な点があるかと思いますが、過去のお問合せの中に参考になる回答もあるかと思いますので、よくある質問と回答のページを参考になさってください。

本来なら、眼疾患を抱えるみなさまのお問合せすべてにお答えすべきだと思いますが、 我々 われわれ のいちばんの使命は研究開発であり、一日も早い治療法開発の実現であると考えておりますので、今回の問合せサイト休止についてご理解をいただければ幸いで す。

また、これまでお寄せいただいたお問合せに関してもできる限り回答させていただくつもりですが、遅延が予想されますので予めご了承ください。

今後とも網膜再生医療研究にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

高橋政代

加齢黄斑変性 かれいおうはんへんせい の臨床研究について

滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)シート移植に関する臨床研究」は、眼科疾患のひとつである「 滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい 」の患者さんを対象に、ご本人の皮膚の細胞から作ったiPS細胞(人工多能性幹細胞)を網膜色素上皮細胞(RPE細胞)に変えて作った「RPEシート」の安全性を確認することを主要な目的として、理化学研究所、先端医療センター病院、神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)が協力して、2013年8月より開始しています。
*2017年12月からは神戸アイセンター病にて

*詳細は 滲出型加齢黄斑変性 しんしゅつがたかれいおうはんへんせい の臨床研究をご参照ください。

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